退職者組合との団交命令取消す――中労委
中央労働委員会(菅野和夫会長)は、大手建材メーカー・ニチアス㈱の退職者が加入する労働組合が同社にアスベスト被害の補償などに関する団体交渉を求めた事案で、同社に団交応諾を命じた初審命令を取り消し、救済申立てを棄却した。退職後25~50年と長期間が経過しているほか、独自の補償による救済措置を講じていることなどから、団交拒否に「正当な理由がないとはいえない」と判断している。
中央労働委員会(菅野和夫会長)は、大手建材メーカー・ニチアス㈱の退職者が加入する労働組合が同社にアスベスト被害の補償などに関する団体交渉を求めた事案で、同社に団交応諾を命じた初審命令を取り消し、救済申立てを棄却した。退職後25~50年と長期間が経過しているほか、独自の補償による救済措置を講じていることなどから、団交拒否に「正当な理由がないとはいえない」と判断している。